石材問屋とは

石材問屋とは

当社は茨城に石材問屋の親戚がおります。

仕入れはここを通しますし親戚なのでクレーム対応が良く。

問題があれば国内で手直し加工を行います。

ここの関係がないと良品を安価でお客様に提供することは

難しくなります。大手石材店は基本返品が多いのです。これは後日記事にします。

何しろ同じ石でも等級が違う石が多く存在します。等級が同じでも

工場が変わると色艶品質も変わりますのでここは難しいところです。

正直、現地に行って確認してくる。これしかないですね。

 

例えば、福建省恵安県の有名な墓石工場群である

崇武地区でも全ての工場を見て周ろうとすると3日以上かかります。

工場はピンからキリまでありますので、石材問屋は値段や小売店の

支払い状況に応じて工場を分けています。

AG98はA工場。インド材はB工場とかです。

大雑把に分けますと外柵工場と石碑工場になります。

このような大規模なエリアに発注を行うわけですが、

何も知らずに問屋の情報をうのみにすれば、石材問屋の利幅が大きい

石種を進められることになります。また、新種の良品も見つからず

高い原価で従来品を買うことになるでしょう。

私は中国への渡航回数は20回を超え多少の中国語の勉強も続けて来ました。

やはり工場と原石を見なければ評論家で終わってしまいます。

 

最近、石材問屋の間ではG654は傷が多いとかAG98は安全とか言われ出しましたが、

当時はそんな情報はなく数年経って初めてわかることもあります。

今頃、品評されても仕方がない事なのです。もちろんG654のリスクは

それを回避するために傷のないことをチェックして原石ごと買った経緯もあります。

そこまでやればリスク回避できるわけです。

また、AG98の評価が上がったようですが、それならばちょっとグレードを

上げて同系列のAG213を選択した方がきめ細やかで吸水性も低く

満足感が高いと言えます。若干才単価は上がりますが驚くほどではありません。

千葉県館山市の共同墓地 黒川様 石碑はG654平和の良品です。

千葉県館山市の共同墓地 黒川様 石碑はG654平和の良品です。

 

さて、当社ではご注文いただきましたお客様にフルオーダーですべての部材に

指示寸法を書いて発注図面を別途作成します。

ここが大きなポイントでして、図面の違いが墓石に反映されると言っても過言じゃ

ありません。

相見積の時は、他社の図面をご提示いただけますとレベルが判断できます。

真似できないようなすばらしい図面を書く業者もおりますので、そこは正直に

お伝えしております。

 

さて、販売業者もこのブログを見ているようですので業者向けにも

少し情報を書きます。

まず、問屋の販売単価ですが。例えば、150ドル/才の墓石であれば

150ドル×120円(為替レート)に才3.000円から15.000円ほど乗せます。

 

一部大手など支払が良く才数を多く取ってくれる小売店には当然安く卸せます。

150ドル(関税の料金含む)は工場から厦門の港までの料金です。

 

コンテナで横浜に入ってくればその後、関税や運送等は基本物流会社が行います。

1コンテナ/週250才でおおよそ20万円から80万円の利益が確定します。

 

ですので、大手有名問屋では顧客を奪って独立する業者が後を絶ちません。

税金や運搬で1コンテナあたり20万円ほどかかります。

そのためコンテナがまとまらない場合は最悪赤字になることもあります。

 

まあ、しかし小売店のような多額な人件費や宣伝広告費はありませんので、

支払の良い得意先を持っていれば高リピートで非常に儲かる商売です。

 

また、問屋によっては現場の工事を請け負う業者も結構あります。

この墓地下請け業の社長であれば、業界で一番おいしい仕事だと思われます。

自前で現場工事が行えないところは、このような下請けを使う訳ですが、

こちらも技術にかなり差がありますので要注意。

正直、安ければ新人または、かなり年配の職人が工事を行う事になります。

ベテランの味が出る場合もありますが、レベルは疑問符が付きます。

 

次回は大手石材店の人材のお話をしたいと思います。



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